MUSIC LIFE 趣味のケルト系音楽活動記録など

はじまり〜2002の記録はこちら→
2003の記録はこちら→
2004の記録はこちら→
気ままに練習中、曲目リストはこちら→

 

2007 AUG Play the Irish Tunes with Shetlanders? シェットランドの人と一緒にアイリッシュの曲を弾こう!

下記の参加記録にも書きましたが、Shetlandのsessionやconcertでirish tuneを耳にすることが結構ありました。そこで、Shetlandのセッションで弾かれていた曲を「とりあえず覚えておけばshetlandの人と一緒に弾けるかもしれない曲リスト」にまとめておこうと思います。あまり役に立たない豆知識ですが。。。。

♪The Scholar (D-Reel)
♪Silver Spire (D-Reel)
♪Maude Millar(F-Reel, irish versionだとたぶんKey-G)
♪Lad of Laois (E minor-Reel)
♪Tam Lin (A minor-Reel)
♪Willie Coleman's (G-Jig)
♪St. Anne's Reel (D-Reel)
♪Over the Moor to Maggie (G-Reel, two parts ver.)
♪Humours of Tulla (D-Reel)
♪Punch in the Dark (B minor, composed by Gerry O'Connor) 

 

 

Shetland Fiddle Frenzy 2007の参加記録はこちら→

2005 JAN Eoin O'Neill & Quentin Cooper's Live in TYO

2005年のMusiclifeの幕開けは、2人の素晴らしいアイリッシュ・ミュージシャンのライブです!
彼らは、大好きなバンドCeili Banditsのメンバーで、来日すると聞いてすごく楽しみでした。しかし、平日のライブは仕事の会議が入ってしまっていて、土曜日も仕事の研修が入っていて、日曜の2回のライブしか聴けないなーとかなりガックリ。でも幸運も重なり、自分でもかなりがんばって、予定より多く聴くことができました。Eoin、Quentin、素晴らしい音楽をありがとう。また来てね〜。ということで、以下見参日記です。

14th Friday Session@四谷Molligan's
知り合いのバンドの方から、たまたまsession(というかgig)に誘われ、軽い気持ちでおじゃましたら驚くべき事態に! 今日来日したばかりのEoinとQuentinがお店に現れた〜! sessionなどがあったら行ってみたいという彼らの希望で、ちょうどやってるこのお店に来たそうです。Eoinの第一印象=で、でかい! Quentinと頭一つくらい差があるかしら? 一方Quentinは顔小さっ! 小顔ちゃん。長旅で疲れてないのかなー? 明るくて元気な人たち。にぎやかだ〜。gigの後半、少し一緒に演奏することができた。Eoinは、bouzouki弾きとして非常に有名で、今日も主にbouzoukiを弾いてた。Quentinはfiddleとbanjoを弾いてたかな。椅子の背に座ってたよ、ノリのいい人だ。Ceili BanditsにはYvonneという女性のfiddlerがいて、これまたすごく好きなんだけど、Quentinのfiddleは、不思議なことに、和音弾きの時とか時々Yvonneの雰囲気が感じられます。2人で弾くとまさにミニCeili Banditsの世界が広がる。私はこの信じられない事態に対応できず、舞い上がりっぱなし。顔もにへらっとしてしまうし。普段あまり来ないpubだったので、帰り、いつもと違う電車を使ったら、乗る方向間違えた。平日だったから、行くかどうか迷ってたんだけど、行ってよかったな〜。好きなことのためなら多少無理をするべきということを実感した出来事でした。

15th Saturday 雨時々曇り Live@Shannon's
今日は職場の研修があったため、ライブに行けるかどうか微妙だった。20:00頃やっと解放されたので、半分くらいは聴けるかなーと思ってShannon'sへ。店はすでに黒山の人だかり、満員電車状態。歩くのも大変。それでもなんとか演奏が見える位置に移動。あ、今日はセッションなんだー。招聘者のbanjo弾きHさん、日本人のfiddlerが何人か、bodhran、Eoin&Quentinで演奏してた。2人のみの演奏はあまり聴けなかったからちょっと物足りなかった。

16th Sunday 雨 Live&Session@Roundstone
彼らのライブをちゃんと聴ける初めての機会です。張り切って早めに到着、一番前の席を確保。アイリッシュシチューを食べながら待つこと数十分、ご一行が到着。楽器の持ち替えをやる人は、荷物が多くて大変そうだわ。暇だったのでいろいろ観察してたのだけど、Quentinのチューニングの仕方はおもしろい。最初音叉で音をとってから、fiddleのボディを頭にくっつけて音を確認してる。音が拾いやすいのかな? 今度試してみよう。
ライブでは、知っている曲、知らない曲様々あったけど、2人の息がぴったりで、聞いていてすごく気持ちよかった。EoinのBouzoukiはほんとうにいいわ〜。曲がドラマティックに展開するし、メロディ楽器が生き生きとするし、Eoin自身の演奏も生き生きしてる。すごく変化のある弾き方だから、たぶんメロ楽器なしでも十分聞ける。Quentinは1セットごとにfiddle、banjo、guitar、bouzoukiなどを持ち替えて忙しい人だ(笑)。歌も歌ったっけ。あと彼は、曲ですごく遊ぶ。その遊び方が和音だったり、オクターブ違い弾きだったり、カウンターメロだったり、すごく楽しい。Eoinとのツインフィドルの演奏もよかったな。やっぱりEoinがデカイせいか、Quentinがbouzoukiを持つとなんだか違う楽器みたい、おっきく見えます(笑)。ところでこの二人はあまりお酒を飲まないのかな? お酒好きなアイリッシュミュージシャンが多いのにめずらしい。
後半は日本のミュージシャンも交えてのsession。私たいして弾けないんだけど金曜日に弾いてたのを覚えていてくれたみたいで、sessionの時に声をかけてくれた。ありがとう〜(感涙)。EoinもQuentinもすごくやさしい。やさしさが心に染みます。。。あーしかし、順番にセットを提案してる、やばいな〜と思っていたら、you startと言われてしまったので、少ないレパートリーのなかから“Concertina reel+Coffey's Reel”のセットを弾いた。sessionはノッてくると激速。知っている曲でもついて行くのがやっとでした。でもとても得難い体験だったし、とても楽しかったです。

17th Monday Live@Duffy's
1ヶ月前に職場で会議が入ってしまい、この日のライブには絶対行こうと思ってたのにくやしい。それでも聞きたかったので、とりあえず行ってみたら、30分だけ聞くことができた。そのときには、2人のほかに日本人のfiddlerとbanjoが加わっていて、けっこうノリノリだった。ちょっと感じが違うと思ったら今日はマイクを使っていたのね。ド迫力。
最後の方でセットを考えているみたいだったので、日本人fiddlerの方にBucks of Oranmoreをやってもらえないかダメもとで頼んでみたら、ほかに何か曲はないかと言われたので、Maid of Mt.CiscoとChristmas Eveを提案したら、これはあまり弾きたくなかったみたい。でもBucksはほかの曲とセットにして弾いてくれた。わ〜い! でも録音失敗した…。
そいやQuentin、お姉さま方の中ではけっこうかわいいじゃんと評判だったが、金曜からずっと同じ服なんですけど、ひょっとして…。

18th Tuesday Session@池袋Dubliner's
昨日急遽ご案内があったので、Sessionにおじゃまさせていただいた。今日は職場から近いので張り切って早めに行き過ぎた。暇〜〜〜〜〜。
ミュージシャン席は8席と限られていたので、交代にセッションに加わるという感じだった。アルバム“Hangin' at the Crossroads”に入っているお気に入り曲Four mile stoneを一緒に弾けたのはうれしかったな。今日もまたyou startと言われてしまったので、「ちょっと休憩」とごまかそうとしたけど逃げられませんでした…。しかたないので、定番の“Mist coverd the Mt.+Bank of Laugh Gowna”のセットを弾かせていただきました。でも必死だったので録音スイッチ入れ忘れた。せっかく一緒に弾けたのに残念〜。知らない曲もまだまだあるな〜。どんな曲でも参加できるようになりたいけど、それにはやっぱりいろいろなSessionへの参加といろいろなCDを聴くことと練習が必要なんだろうなあ。
聞きかじりだけど、Eoinは、録音とか音楽を作るときにはすごく真剣になるけど、Sessionでは大勢でみんなが笑顔で演奏しているのが好きなんだとか。なんだかうれしい言葉です。
数日前の訂正。Quentinはお酒飲んでました。もともとテンションの高い人みたいだけど、今日はさらにハイテンションでした。笑い声がスゴイ…。しかし訛りが強い?せいか、彼の話していることはほとんどわからん。元気だな〜。にぎやかだな〜。曲ですごく遊ぶけど、人柄が現れているんだろうなあ。Hさんがいろいろな人に一家に一人どうですかと勧めてたけど、確かにずっとこんな調子なら楽しいかも。でも私は連続外出でそろそろ疲れてきたよ…。

19th Wednesday Live@Duffy's
定例の会議の日だったのだけど、早く終わったらライブに行こうと思っていたら、トップが45分も遅れてきて、当然会議終了も遅くなってむかむかむかーっ! 11時15分前に着いたらライブ終わってたよ。ちっ。えっ、”tempest"やったの? 聞き損ねた、くやしいーっ。
今日は上野でもsessionがあって、昨日Eoinにsessionとライブどっちに行くんだ?と聞かれたときに、明日の夜は会議があるので両方ダメだと答えたら、fxxkin' meetingなんてやめてライブに来るようにと言われた。ほんとはそうしたかったよ。でも小心者の雇われ人にはなかなかできないわ。
今日いったい私は何をしに行ったんだ〜? 友だちに会えたからうれしかったけどさっ。
さて、体も疲れてきたし、明日から彼らは関西や名古屋方面でライブなので、とりあえず日曜までは出動なしです。しばらく休養〜。

23rd Sunday 曇り時々雪 Live&Session@Roundstone
Welcome back in TYO! E&Qウィークも、早いもので今日が最終日です。彼らのライブに通うのがほんとに楽しかったのでさびしいな〜。ほんとにさびしいな〜。
今日も張り切って早めにいってステージ近くのテーブルを確保。早めの晩ご飯はギネスシチューとソーダブレッド。ソーダブレッドは冷めると不味いという教訓から先に食べたら、おなかがいっぱいでシチューがほとんど食べれなかった。ひどく後悔…その1。
彼らがちゃんと東京に戻ってきているのか一抹の不安があったが…、6時近くなって彼らが現れたのでホッ。お、Quentinは違うTシャツになってるゾ。
今日も2人のデュオからスタート。日本語で挨拶してる。ふふっ。今日はちょっと落ち着いた感じだな〜、疲れてるのか?と思ってたけど、徐々に勢いも加速。彼らの演奏はいつもexcitingです。bouzoukiって音が小さい楽器かと思っていたら、Eoinの楽器はボディが小さいのにすごくよく鳴る。
Quentinのfiddleが時々Yvonneの演奏に似ていると思ったのは、“タータタ タータタ”のリズムでの和音弾きが特徴的だからみたい。大御所fiddlerKさんの話によれば、この弾き方をするのは、他にMary CustyとかEoin周辺だけらしい。ふうん、そうなんだー。一方Quentinの独特なところといえば、ちょっと弾んだ”タラッタ”って感じのところかなあ、たぶん。
あと、全日通して感じたことだけど、彼らの演奏曲はほとんどreel? 他のリズムもやったと思うけど、スピードの速いreelがほとんどだった気がする。
半分ちょっと過ぎたころから、日本人のミュージシャンと一緒に演奏、fiddle、concertina、banjo、harpなど順番に。親しい人々との演奏は穏やかでよかったな。
後半はsessionになったので加えていただきました。ライブにしつこく通っていたもんだから、さすがに覚えられてしまい、今日もyou startと言われてしまった(汗)。メロ楽器の宿命だなー、もの忘れ激しくて自分でセットを考えるの苦手なんだけどしかたない。彼らreelが好きみたいなんで、“Boys of Malin+Four mile stone+Craig Pipes”のセットにしました。しかしついて行くのに必死で、録音ボタン押すの忘れてしまった。あーあせっかく盛り上げてくれたのに録音できなくて残念だわー。…ひどく後悔その2。そのほか、お気に入り曲の“Maudabawn Chapel”、“Abbey Reel”やCeili Banditsの録音曲を一緒に弾けてうれしかったな〜。マイヒーローSeanのソロCDに入っている高いCの音を使う曲もやってたな。sessionで聴いたのは初めてだった。SeanはCD全体通してチューニングを上げてたけど、Quentinはちゃんとポジション移動して弾いてた。う〜ん、すごい! あっ、“Cape Breton Fiddler's welcome to Shetland”も一緒に弾きたかった曲の一つであったが忘れてた〜。…図々しく後悔。
この何日間か彼らのライブに行くことができて、すごくすごく幸せでした。一方でCeili Banditsとしての演奏もやっぱり聴きたいわけで、いつかEnnisやDoolinに行って、Yvonneと彼らの参加するliveやsessionを聴くのが当面の夢です。

inserted by FC2 system